イタリア旅行2013 ミラノ 「最後の晩餐」
ミラノ 三日目
今日は「最後の晩餐」を観るために、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ
今回の旅行にミラノを入れたのは、これが目的
地下鉄に乗りカドルナ駅で下車
地上に上がり地図を見る
う~ん、今どっちを向いているのかよくわからない
近くを歩いていたおじさんに尋ねてみる
あらら、英語が通じない💦
「ドヴェー、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ?」
困ったときの「ドヴェー」
するとおじさん、身振り手振り、イタリア語で一生懸命説明してくれます
「…プラッツァ…スィニストラ…」
ゆっくり二度繰り返し、最後に、「カピート?」
広場みたいなところに出たら左に曲がればいいのね
何となくは分かったので、「カピート、グラッツェ」
お礼を言って歩き出すのを、おじさんが心配そうに見届けてくれました
イタリアの人たち親切な人が多くてほんとにありがたい
イタリアでは英語が通じないこともあるので、「どこ」「右、左」を覚えておくと、結構役に立ちます
それから、ローマで覚えた「ペルメッソ」
混んでいて降りるのが大変な時にこれを言うと通してくれます
話がそれましたが、おじさんに聞いた通り開けた所に出たので通りの名前を確認し、左に曲がり進んでいくと、それらしき建物が
柵に囲まれ入り口が見当たらないいので、建物に沿って右に曲がり更に進み、無事辿り着きました
電話予約の場合は現地払い
受付で予約していることを告げ、支払いを済ませます
予約の時間は9時45分
道に迷っても間に合うよう早めに出てきたので、まだ少し時間があります
外は寒いし、向かいのカフェでコーヒーを頼み待機
「最後の晩餐見に行くの?」とトイレで会った女性が話しかけてきます
「はい」と答えると、
「お互い予約が取れてラッキーだったわね❣ 友人は予約が取れなくて入れないのよ」と、言っていました
やはりとても人気のようです
時間が近づいてきたので、そろそろカフェを出て受付へ
イヤホンガイド、どうしようか迷った挙句、時間ギリギリに、やっぱり借りよう!ということに
あわてて受付に戻り何とか間に合いました
15分間の入れ替え制
順番が来るといよいよ中へ入れます
見上げた先に「最後の晩餐」
ルーブルの「モナリザ」は思っていたより小さくてなんだか拍子抜けしたけれど、こちらは大きくてびっくりしました
部屋が薄暗いせいか、壁に直接描かれているからか、色が薄い気がします
恥ずかしながら、壁に直接描かれているとは知りませんでした(^^;
「最後の晩餐」は、ここに来ないと絶対に見られないってことですね
向かいの壁にもフレスコ画がありました
ドナート・モントルファーノの「キリストの磔刑」
こちらもまたすごい
因みに「最後の晩餐」はフレスコ画ではなく、テンペラ画法というもので、そのため損傷が激しかったのだそう
描かれている人物や背景など、イヤホンガイドで細かくいろいろ説明がありました
借りといてよかった
あっという間の15分、
出口を出るとミュージアムショップを通り外に出ておしまい
もう少し見ていたかった思いはあるけれど、ミラノに来た目的が達せられ、満足してここを後にします
カドルナ駅の前にはこんなオブジェが
カラフルでイタリアっぽい
この後の予定は未定
とりあえずドゥオモ辺りまで戻ります
ミラノバスに遭遇
いかにも観光用って感じで、ついついパチリ
ドゥオモ広場にはテントが張られ、なんだかよくわからない催事 (翌日判明)が行われていました
外にはピンクのリムジン
まるで自分のものみたいに写真を撮っちゃいました(^^;
一度乗ってみたいな~
お昼はマック
日本ではまず行くことはないけれど、国が違うと変わったメニューがあったりして、面白い
息子が靴を見たいというので、午後はぶらぶらお買い物
ドゥオモ近くの店をいくつか覗いた後、トリノ通りからポルタ・ティチネーゼ通りに入りティチネーゼ門まで行ってみる
気に入るものは見つからなかったけれど、途中、サン・ロレンツォ教会、サン・テウストルジョ教会も見ることができ、いいお散歩ができました
雨も降ってきたし、帰りは路面電車に乗ってみようと中央駅まで乗車
少し遠回りだったけど、外の景色を楽しめてよかったです
ここから湖水地方に行くか、息子がサッカー好きなので、スタジアム見学でもいいかとミラノを四泊にしたけれど、明日は天気が悪そうな…
雨じゃせっかく行ってもアルプスの山並みは見えそうにないし、息子に聞くと、スタジアムにも行かないと言う
一泊余分だったな~
さて、どうしますか
明日の気分で決めることにして、今日は寝るとします
おやすみなさい