空飛ぶびーなす

小さい頃から本やテレビで見た景色・建物を自分の目で見てみたいという欲求がありました。海外旅行大好き!これまでの旅のことや日々のことを自由に綴っていこうと思います。

イタリア旅行2013 フィレンツェ・ピサ

フィレンツェのホテルも三ッ星の小さなホテル

朝食はローマのホテルと大差ない

ピサの斜塔のチケットは予約していなかったので、ほとんど食べずに早めに出発

 

フロントでカギを渡しホテルを出ようとすると、「支払いしろっ!」って、おじさんが怖い顔で私たちを引き留める

連泊なんだよ~  荷物これしか持ってないんだからわかるでしょう!

なかなか分かってくれない

列車に乗り遅れたらどうしてくれるの⁈

 

ようやく解放され駅へ向かう

券売機で切符を購入、ホームへ急ぐ

私達が乗る列車のホームは、一番奥の壁の向こう

急げ急げ!

 

よかった、間に合った~

座席に座りホッと一息

 

間もなく「切符を拝見」 とお姉さん

「はい、どうぞ」 と、買ったばかりの切符を差し出す

すると、「刻印がないよ!」とお姉さん

げっ、急いでて忘れてた💦

 

本当ならここで罰金取られても文句は言えない

必死で事情を話すと、「今度から忘れないでね」 と見逃してくれた

たすかった~

切符に購入時刻が印字されててよかった~

買ったばかりで不正利用なんてしてるはずないもんね

 

列車指定の切符じゃない時は、乗る前に打刻が必要なのでお忘れなく

 

ピサの中央駅まで約1時間半

駅で帰りの列車のチケットを買い、そこからバスでピサの斜塔

ヌォーバ門近くのバス停で下車し、オープン時間よりだいぶ早く無事到着

ほとんど人はいない

 

ガイドブックに、予約をしないとすごーく並ぶって書いてあったから、気合を入れて早く来たけど、早すぎた?

 

中に入ってチケット売り場を探すもどこだかわからず、誰かに聞こうにも人がいない

塔の辺りまで歩いて行くとお散歩中のご夫婦発見

話しかけると 「ノン カピート」  うっ、英語が通じない💦

「ビリエット、ドヴェー?」

この二言で何とか通じて教えてくれた

 

売り場に行くとまだ閉まってる

 

    f:id:soratobuvenus:20200924145708j:plain   

時間もあるし、斜塔の見えるカフェで本日二度目の朝食をいただきました 

カフェでの朝食、イタリアに来た~って感じ♪

 

チケットカウンターのオープンを待ってチケット購入

オープン時間になってもそれほど人はいない

 

「15分後から入れるけど何時がいい?」

「じゃあ、一番早いのでお願いします」

空いてるうちに行っちゃった方がいいものね

 

入り口は木の扉

中に入ると空洞になっていて、その周りの階段を上る

 

思っていたより傾いてるな~

足元を見ると、うわっ、へこんでる!

大理石の階段がこんなになるなんて、これまでどれだけの人がここを上り下りしたのだろう

 

 ぐるぐる、よたよた、登れど登れどまだ着かない

前日に上ったクーポラの階段は464段、ここは251段

なのに、傾いていて歩きにくいせいか、こちらのほうがきつい気がする…

 

   f:id:soratobuvenus:20200825153359j:plain   f:id:soratobuvenus:20200825184409j:plain

ようやく上りきると、丸い壁沿いに大きさの異なる鐘がいくつかありました

でも、この鐘、鳴らさないのだそう

鳴らすとますます傾いてしまう恐れがあるからだとか

 

丸い壁の外側は階段状になっていて、ぐるりと一周回ることができるのだけれど、傾いているので場所によっては落ちそうで怖い

 

    f:id:soratobuvenus:20200825205255j:plain

上の写真、顔を💛で隠したらカップルみたいになってしまった(^^;

 

大聖堂や下の広場、ピサの町などの眺めをしばらく楽しんで、上ってきたのと同じ階段を下ります

上りはオープン直後ですれ違うことはなかったけれど、今度は上ってくる人がいて、傾きながらすれ違うのは結構きつい

 

外に出ると結構人が並んでる

朝一で上れてよかったー

 

    f:id:soratobuvenus:20200825184436j:plain

せっかくなので隣の大聖堂にも入ってみます

    f:id:soratobuvenus:20200825222109j:plain

キリストのフレスコ画、床のタイル、天井の飾り、どれも素敵でした

 

広場に並んでいるお土産物屋でいくつかお土産を買い、バス停へ

 

駅に着き時間があると思ってのんびりしてたら、やばい!あっという間に時間が経ってた

急いで切符に刻印しホームに向かいます

 

フィレンツェに戻り午後はウフィツィ美術館

混むとは聞いてたけれど、それにしても人が多い

 

どこに並べばいいの?

日本の団体さんを見かけ声をかけると、

「ここは予約です!!」 と怒ったような口調で冷たい返事💦

こわっ! そんな言い方しなくても…

ツアコンさん、何かやなことあったのかな~

 

で、今度は係の人に聞いてみる 

「当日の列はあっちだよー」と教えてくれた

言われた列に並んだけれど、なかなか進まない

いったいいつになったら入れるのかな~

 

結局3時間近くかかって、ようやくは入れたのは最終入館時間間際でした💦

 

キンピカの宗教画の部屋から順路に沿って進み、ボッティチェリの「ビーナスの誕生」・「春(プリマヴェーラ)」の部屋にやってきました

これってこんなに大きな作品だったんだ…すごいな~

 

隣の部屋に入ると、そこにはひと際目を引く作品が

近寄って確認すると、それは レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」でした

 

美術館は好きだけど、作品のことは殆ど知らない

知っているのは超有名なものだけ

ダ・ヴィンチの「モナリザ」とかゴッホの「ひまわり」、ミレーの「落穂拾い」とかね

 

この「受胎告知」、イタリアに来る前、「フィレンツェに行くなら絶対観たほうがいいよ!」、とお友達に勧められていたにもかかわらず、調べもせず、どんな作品か知らなかったのです(^^;

なのに、一目で惹かれるなんて、やっぱりダ・ヴィンチってすごい!

他にも有名画家の作品は沢山あったのだけれど、私の中ではこれが一番でした

 

あともう一点、気になったのはウルビーノの「ヴィーナス」

横たわっているのにお腹がぷっくりしていて、なんだか親近感が湧きました(#^^#)

 

 閉館時間が近くなり、最後のほうは駆け足で

もっとじっくり観て回りたかったな~

時間なので外に出まーす

 

出口を出ると外は雨

暗くなったし夕飯食べて帰ろ

 

昨晩お兄ちゃんに教えてもらったお店に行ってみる

ドリンク1杯+おつまみ食べ放題で一人6ユーロ

昼間はカフェ、夜はBARになってるような感じのお店

デリのコーナーもあって、パンやお惣菜、デザートの持ち帰りもできる

 

中に入ると、店の奥で昨日の彼がイタリア人と楽しそうに話してる

「こんばんは」、挨拶をして席に着く

 

息子はいつものごとく水、私はアイスティーを注文し、カウンターに並ぶ料理をいただく

それほど種類は多くないけれど、サラダやパンもあって、私たちには十分でした

 

イタリア人が「じゃあね」と帰ったその後に4人でお喋り  彼女かわいい~♡

バスケのこと、旅行のこと、楽しいひと時♪

 

お酒を飲まない私たちは、食事も済んだしお先にホテルへ

 

明日は市場に行ってみよー