イタリア旅行 2015 フィレンツェ・シエナ
フィレンツェ2日目
今日は早めの列車でシエナへ行くつもりが、ちょっとしたトラブルで乗るつもりだった時間に間に合わず(>_<)
シエナへ乗り換えなしで行ける列車は一時間に一本
一時間無駄に過ごすのはもったいないので、二時間遅らせ、先にアカデミア美術館に行くことに
アカデミア美術館
元はヴェッキオ宮前のシニョリーア広場に設置されていたものを、風化から守るため移設されたのだそうです
そして、シニョリーア広場にはレプリカが置かれています
彫刻や絵画の飾られた廊下、「奴隷のギャラリー」を進むと、突き当りのT字路の真ん中にダビデ像
手前に見える奴隷の彫刻もミケランジェロのもの
時間が早かったので美術館はそれほど混雑していないものの、ダビデ像はこの美術館の目玉だけあって、周りにはたくさんの人
でも高い台座に立っているので大丈夫
ちゃんと見ることができます
右腕の浮き出た血管がリアル
それにしてもダビデ君、きれいな体してますよね~
ダビデ像のほかにもたくさんの彫刻が展示され、絵画や楽器のコーナーもありました
楽器のコーナーには有名なストラディバリウスや、縦型のピアノなど、貴重な品が並んでいます
昔のピアノはこんな形をしていたのですね
ちょっとびっくり!
一通り見て回り、そろそろ時間なので駅へ向かいます
出口を出ると、入り口と出口が違っていて、ここはどこ?
実際は同じ通りに面していてすぐ近くに入り口があったのに、芸術家の卵?らしき人たちが、何人も路上に作品を広げ、人通りも増えて、入った時とはすっかり様子が変わっていてわからなかったのです💦
すぐに息子が、「あっちだよ」、と教えてくれて助かった~
シエナへは各駅停車で約1時間半
忘れないように打刻して乗車します
この時はバスがあるのを知らず、列車を利用したけれど、バスの方が乗車時間が少し短く、観光スポットの近くまで行くようです
シエナは友人の勧めで今回予定に入れたものの、下調べゼロ
インフォメーションで情報を仕入れて回るつもりだったのに、駅のインフォメーションは地図をくれただけでほとんど役に立たず…
地図を見る限り、歩くとだいぶかかりそう
仕方がないので駅からタクシーに乗り、とりあえずドゥオモ(大聖堂)へ
シエナのドゥオモ、ファザードも聖堂の中も美しかった~
ドゥオモの見学の後外に出ると、門のようなところの上に人がいるではないですか
私もあそこにのぼりた~い
シエナのドゥオモは有料
美術館や図書館など、いくつかの施設の入場券もセットになっています
その中にPanoramaの表示もあり、展望テラスに上るのもこのチケットが使えるみたい
やった~
そうと分かればさっそく行ってみよ~
美術館に入るとまずは展望テラスへ
テラスは人数制限があるようで、人が下りてきたら入れ替わりに入れるもよう
私たちは10分ほどの待ち時間で上がることができました
展望テラスからはドゥオモとマンジャの塔、どちらも見ることができ、カンポ広場や美しいシエナの町も見下ろせます
シエナに行ったら是非ドゥオモ付属美術館の展望テラスにも上ってみてくださいね
テラスからの眺めを堪能した後は、美術館の見学
タペストリーに絵画や彫刻、ステンドグラスもあり、もともとは大聖堂に飾ってあったという物も多く展示されています
フィレンツェのダビデ像と同じく、レプリカと入れ替えられたようですね
ローマで見た、狼に育たられたロムルスとレムスの彫刻もありましたよ
不思議に思って調べてみると、ロムルスとの仲違いで殺されてしまったレムス
その息子たちがローマから逃れ建設した都市が シエナなのだそうです
美術館をあとにし、カンポ広場へ
美術館から坂道を下っていくと、すぐに広場に出ます
扇形に広がるこのカンポ広場は、貝殻にも例えられ、世界で最も美しい広場の一つと言われています
そこに建つ市庁舎(プッブリコ宮殿)のマンジャの塔
上れば美術館の展望テラスとはまた違った景色が楽しめたのでしょうが、こちらは結構並んでいたし、テラスからの景色に満足していたのでパス
ゆっくり広場を眺めながらお茶でも飲みたかったけれど、明日はフィレンツェの市場がお休み
16時半までには戻ってお買い物したいので、街を少し散歩し、中世の雰囲気を味わってフィレンツェに帰りました
フィレンツェに着いたら市場へ直行
そしたらなんと、クリスマスシーズンは日曜もやっていることが判明
なんてこった!
シエナでもう少しゆっくりしてくればよかった(>_<)
買い物を済ませ、新しくできた2階のフードコートへ行ってみます
クリスマスシーズンでツリーが飾られ、賑わっています
ハムやチーズ、バーガーやピザにジェラートなど、いろいろなお店がある中から、ちょっと珍しいウサギ肉のフリットをチョイス
ガイドブックに、ウサギ肉がこの辺りの名物だと書いてあって、食べてみたかったのです
小さくカットした鶏のから揚げのような感じでした
夕飯はちょっと贅沢に、ベッキオ宮近くのレストラン
6時半頃入ったら、結構人はいるのに食事をしている人は見当たらない
イタリアではまだお茶の時間のようです(^^;
構わず食事を注文し、シニョリーア広場を眺めながら美味しくいただきました
食事のあとはベッキオ橋へ
夜のベッキオ橋は、アルノ川沿いの夜景が楽しめ、とても奇麗でした
明日はウフィツィ美術館
楽しみです♪
イタリア旅行 2015 ベネチア~フィレンツェ
ベネチア3日目
今日はどんな料理が並んでいるかな~
昨日の朝食がとてもよかったので楽しみです♪
朝食会場に着くと、今日もいろいろな料理がきれいに並べられ、ワクワク
昨日と同じものもあれば違うものも
大きくはないテーブルなのに、種類が豊富
そして、美味しい😋
もう一泊したいと思える朝食でした
〔念のため言っておきますが、リッツカールトンなんかと比べてはいけませんよ(^^;〕
ベネチアは今日でおしまい
今日の予定はコンタリーニ家のらせん階段、アカデミア橋、そして市場の見学
チェックアウトを済ませ、荷物を預けて出かけます
まずはホテル近くの「コンタリーニ家のらせん階段」へ
狭い路地を進み、ほんとにここ⁇って感じの所を入ると、
ありました、おしゃれな建物が!
わかりづらい所にあるからか、中に入れないからか、人影はまばら
この時は入り口が閉ざされていて入ることはできなかったけれど、今は公開されているようなので、今度は登ってみたいな~
次は昨日暗くてよく見えなかったアカデミア橋に向かいます
サン・マルコ広場を抜け、ヴァポレット乗り場へ向かう途中、いかにも「ベネチア!」って感じの露店が並んでいました
カーニバルの時期にも来てみたくなりますね
サン・マルコからアカデミアまでは約10分
途中サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会を間近に見ることができます
アカデミア橋は、一見木製のシックな橋ですが、よく見ると金属で補強してありました
安心して渡れるってことですね
橋の上からはこんな景色を見ることができますよ
橋を渡り少し散歩することに
道なりに進むと、なんだか素敵な建物が
どうやら教会のようです
この時はわかりませんでしたが、サン・ヴィダル教会
コンサートが楽しめる教会だそうです
教会でのコンサートいいな~
教会へは入らずそのまま進むと、銅像のある広場にやってきました
サント・ステファノ広場
広場の奥にはサント・ステファノ教会
200メートルくらいしか離れていないのに、また教会
ベネチアにはいったいいくつの教会があるのでしょうね
ここから方向を変え、サンタンジェロのヴァポレット乗り場を目指します
ベネチアは本当に迷路のよう
地図を見ながら進んでいても時々不安になります
それでも無事乗り場に到着
ここから市場まではまた水路移動で約10分
こんな感じで鮮魚エリアには、エビ、カニ、タイやヒラメなどこぼれ落ちそうなくらい積まれ、野菜エリアには野菜や果物だけでなく、カラフルな塩や味付け用のハーブセットなんかもありました
おやつにドライトマトを買いホテルへ戻ります
ホテル近くのお菓子屋さんのショーウインドウ、クリスマスシーズンでとってもかわいい♡
ホテルに戻ったけど、まだ少し時間に余裕がある
お茶飲みたいな~
ホテルでお茶をいただけるか尋ねたところ、忙しそうだったにもかかわらず、快く引き受けてくれました
そして、せっかくきれいに飾ったこの飾りを動かして、お茶を運んでくれました
そして、出発の時には、
「今度ベネチアに来るときも必ずまたここに来てくださいね」
と心からの笑顔で、最後まで本当に気持ちのいい対応
このホテルにしてよかったな~と思いました
今日はこれからフィレンツェへ
ベネチアのサンタ・ルチア駅からフレッチャロッソで約2時間15分
懐かしいフィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着です
ホテルに荷物を置いたら、まずはウフィツィ美術館の予約に向かいます
今回もフィレンツェを入れた一番の目的がここなのです
前回すごく混んでいてゆっくり観られなかったから、今度は予約しないとね
道はわかると思ったけれど、ホテルの場所が前回と違うので、少し迷って到着
無事に予約が取れました
これでゆっくり鑑賞できる~
レプブリカ広場には大きなツリー
そう言えばベネチアでは見かけなかったなぁー
ヨーロッパのクリスマスはもっと派手に飾ってあるのかと思っていたけれど、意外なことに、ツリー以外は控えめな飾りがある程度でした
前回行ったバルのケーキが食べたかったので、夕飯かねて行ってみたら、お目当てのケーキが見当たらず…
尋ねてみたら、以前手作りしていたケーキを外注に変えたとのこと
残念(>_<)
軽く食事だけして帰りました
明日はシエナに行ってみます
イタリア旅行 2015 ベネチア・ムラーノ島
ベネチア 二日目
ベネチアに来た目的は昨日果たしたので、今日はゆっくりホテルで朝食
イタリアに来たらロゼッタパンを食べられると楽しみに朝食会場に来てみたら、そこには甘そうなパンやケーキ
残念ながらロゼッタパンはありませんでしたが、ハムやチーズだけでなく、ブルスケッタやスペイン風のオムレツ、ピンチョス風のお洒落なフードなど、他では見かけない料理が並んでいて、どれも美味しく、Very Good❣
その上、聞いてみたらハーブティーも出してくれて、大満足の朝食でした
今日はムラーノ島へ行ってみます
まずは明日の列車のチケット発券の為、サンタ・ルチア駅へ
無事発券を済ませ、駅の様子も確認できたところで、ムラーノ島へ出発
駅前からヴァポレットに乗り約20分で到着
まずはガラス博物館を目指します
後でわかったことですが、”Colonna” で降りずにそのまま乗っていれば博物館近くまで行けたようです(^^;
街にはムラーノガラスのお店や工房がたくさんあり、ショーウインドウを見るだけでも楽しめます
博物館には古い物から新しいものまで、いろいろな時代のガラス製品が並び、歴史や製作方法のビデオ上映もありました
その他中庭の見学もできたりとなかなか楽しめました
軽くお昼を食べ、今度はガラス工房の見学
すごく楽しみにしていたけれど、正直ここは行かなくてもよかったかな…
沖縄のガラス工房と大差なかった(^^;
あとは少し街をぶらぶらしてベネチアへ戻ります
目的地はサン・ジョルジョ・マッジョーレ島
サンタルチア駅前の ”Ferrovia” まで戻り、そこで乗り換え
まずは運河を通りサン・マルコまで行くつもりが、乗り間違えて船は反対方向に進み、外海へ💦
サン・マルコまで行くのは間違いないけれど、どのくらい時間かかるんだろう…
ちょっと不安だけど、しょうがない
このまま行くしかないね
狭い運河とはまた違う景色を眺めながら進んでいくと、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島に停まるではないですか
ラッキー❣
40分ほどかかったけれど、乗継の手間や待ち時間を考えたらこっちのほうが良かったかもね
上陸したらまずは聖堂を見学
天井から吊り下げられたキリストの手が印象的でした
その後鐘楼に上ります
エレベーターであっという間に展望台まで行くので楽ちんです
日が沈みかけ、だんだん染まっていく鐘楼からの眺めは最高でした
迷路のある中庭も見ることができますよ
聖堂前の広場には、なぜかレッドカーペット
せっかくなので歩いてみました
そしてポーズ(笑)
帰りはサン・マルコまで一区間
そこからリアルトへは歩いても行けるけれど、(というか多分歩いた方が早い)今日は一日券を買ってあるのでヴァポレット乗り放題
せっかくなのでアカデミア橋まで行ってみます
まだ5時過ぎだというのにもうすっかり日が暮れて、暗くて橋の構造がよく見えず…
橋の上から ”サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会” の夜景を楽しみ、また明日来ようってことでリアルトに戻ります
お気づきでしょうか
そう、この時リアルト橋は修復中
半分はパネルなのです
観光客への気遣いですね(^^;
下船後リアルト橋を渡り、お土産探し
橋に続く道はたくさんの土産物屋が軒を連ね、とてもにぎやか
そのままサン・ポーロ地区をぶらぶら歩き、途中見つけたレストランで夕食
お味は悪くなかったけれど、案内された窓際の席が寒すぎて、デザートなど頼む気になれず、急いで食べて帰りました
奥の席に変えてもらえばよかった(>_<)
行き当たりばったりの旅なので、いろいろハプニングや無駄もあるけれど、今日も楽しい一日でした
イタリア旅行 2015 ベネチアへ
前回のイタリア旅行から2年9か月
再び息子とイタリアへ
前回同様ざっくりとした日程を決めたら、後は現地で適当にというスタイル
今回飛行機はエールフランス
パリで乗り継ぎです
予約をした後パリでテロがあったので、どうしようか迷ったけれど、
息子曰く、
「あったばかりだから、だいじょうぶだろ?」
まあ、警備も厳しくなるし、乗継だけで空港から出るわけじゃないからね
ということで、予定通り出掛けることになりました
前回は成田からの出発だったけれど、今回は羽田から
初めての羽田発の国際線です
いや、まだ成田空港がなかった頃、一度だけ羽田発の国際線に乗ったっけ
昔は今みたいに広くなくて、国内線も国際線も移動が楽でしたね~
チェックインをしたら、空港で軽くご飯を食べて出発ゲートへ
途中ショップで買い物をしていたら、エアフラの制服を着た日本人クルーがレジに並び、同僚に「すぐ行くから」と声をかけていました(フランス語はわからないけど、たぶんそんな感じ(^^;)
乗務前に空港のショップで買い物なんて、日本の航空会社では考えられません💦
外資は自由でいいな~
テロの影響で飛行機はガラガラかと思いきや、ほぼ満席
みんなあんまり気にしてないのね(^^;
エアフラの利用は今回が初めて
昔、フランス人はプライドが高くて英語を話してくれない なんて噂を聞いたことがあるけれど、(いや、話さないんじゃなくて頭悪くて話せないんだ、とかいう人もいたり…)、今回のCAさん達、ほとんど日本語話せるし、とても明るく親切で、めっちゃよかったです
人のうわさは当てになりませんね
パリでは、飛行機を降りると、ゲートのところに警察官と入国審査の係員がいて、そこで全員パスポートを見せ入国審査を受けるという、驚きの対応でした
怪しい人は空港内を歩かせないってことですね
乗継のゲートに向かうと、途中セキュリティーを通ります
そのことをすっかり忘れていた私
成田で買ったお茶を、結局飲まずにカバンに入れたまま持って行ってしまいました
で、当然没収
もったいないことした~(>_<)
パリから1時間40分でベネチアに到着
ここからバスか船で行くんだよね
バスでサンタ・ルチア駅まで行き、それからヴァポレットでホテル近くのリアルトまで行くつもりだったけれど、
「リアルトに行くなら船のほうがいいよ」、とチケット売り場のお兄さん
よくよく話を聞くと、船はリアルトにも止まるというではないですか
サン・マルコからスーツケース転がしながら歩くのは嫌だな~と思ったけれど、リアルトで降りられるなら、その方が絶対便利!
船に決定~
チケットを買って、教えてもらった通り乗り場に向かったけれど、思ったより遠いー
ほんとにこっちで合ってる?と少し不安になりかけところで、船着き場らしきものが見えてきました
よかった~
待合室には、クリッペと呼ばれるキリスト生誕の飾りがありました
水上バスで約一時間
リアルトで降り、ホテルに向かいます
ベネチアはなんだか迷路のよう
ホテルのすぐ近くまで行って少し迷ったけれど、最後は こんなところを入って行って大丈夫⁇ ってようなところを入ってようやくたどり着きました
ホテル アル・コデガ
外観はなかなかいい感じ❣
前回はケチケチ旅行だったけれど、今回は少しだけランクアップ
どの都市も四つ星ホテル利用です
着いたのは11時頃だったにもかかわらず、すぐにお部屋に通してくれました
ベッドルームはベッドとドレッサーでいっぱい
スペースを節約するために、ドレッサーの鏡とテレビが一体化していたり、ベッドルームとバスルームの間にスーツケースを広げられるスペースがあるという、ちょっと変わった造りでした
フロントで近くのおすすめレストランを聞き、まずはサラダとパスタのランチ
ベネチアに来たらやっぱり海の幸でしょう!ってことで、 パスタは息子がイカ墨、私がボンゴレビアンコ
サラダとイカ墨は美味しかったけれど、ボンゴレは間違って塩の入れ物をひっくり返したんじゃないかと思うくらい塩辛くて、全部は食べられませんでした💦
ランチの後はサン・マルコ広場へ
たくさんいるハトが、みんな丸々太ってて笑っちゃいました
サン・マルコ寺院の入り口には物乞いのおばあさんが座っています
前回の旅行から帰った後、物乞いの人達に、せめて持っていたパンでもあげればよかったと後悔したので、今回は見かけたら寄附をしようと決めてきました
でも、物乞いの人で痩せてる人は見たことがない、というか、太めの人が多いので、実際はあまり困ってないかもしれないけどね…(^^;
おばあさんの横を通り寺院の中へ
博物館が併設されていて、バルコニーにも出られるというので行ってみます
絵画、彫刻、タペストリーなど、結構見ごたえがあり、馬の銅像のオリジナルも展示されています
バルコニーからは、サン・マルコ広場、時計塔、大鐘楼だけでなく、馬のブロンズ像や寺院正面のモザイク画も近くで見ることができ、おすすめです
この日はとても空いていて、バルコニーはほぼ貸し切り状態
ゆっくりと景色を楽しむことができました
一旦ホテルに戻り、一時間ほど休憩したら、ベネチアに来た一番の目的を果たしに出かけます
学生時代、料金が高くて断念したゴンドラ
これだけは絶対に乗って帰らねば
ハードロックカフェ近くの乗り場から乗船
まずは狭い水路を進み、カナル・グランデへ
リアルト橋を眺め、反対方向へ
アマン・ヴェニスの前まで来ると、
ここが七つ星のホテルで、ディカプリオだったかジョージクルーニーだったか、大スターが結婚式の為に貸し切ったこと
一番安い部屋でも一泊10万円くらいすることなど、力説してくれました
帰りに少し戻って水路に入ったところをみると、どうしてもここを私たちに見せたかったようです
あっ、もちろん他のこともいろいろ説明してくれましたよ
あっという間でしたが、大満足の30分でした
今回は朝の到着
着いた早々観光で疲れたので、軽く夕飯を済ませ早めに就寝
おやすみなさい
イタリア旅行2013 ミラノ~帰国
楽しかったイタリアの旅
とうとう帰国の日がやってきました
今回はKLMの利用なので、帰りもアムステルダム経由になります
ミラノ近郊には、イタリア最大級の「ミラノ・マルペンサ国際空港」
イタリア国内線やヨーロッパ系航空会社の便が発着する「ミラノ・リナーテ国際空港」
そしてLCCのライアン・エアーが発着する「ベルガモ・オリオ・アル・セーリオ国際空港」の三つの空港があり、今回はリナーテ空港利用です
リナーテ空港は市内から一番近い空港
距離は約7キロ、中央駅からシャトルバスで約25分と とても便利
タックスリファンドの手続きもあるしと早めに出発してきたら、早すぎてチェックインカウンターがまだ開いていない💦
朝食はホテルでしっかり食べてきたし、もう買うものもないし、税関の場所を確認し、カウンター近くで待機します
カウンターのオープンとともにチェックイン
免税品が入っていることを告げ、スーツケースを差し出すと、あらま、重量オーバー💦
二人いるので荷物は2個まで預けられるのですが、1個の重さは23キロまで(KLMのエコノミークラスの場合)
私たちのは約27キロ
息子が運んでくれるのをいいことに、重い物全部スーツケースに入れちゃったからね(^^;
スーツケースから予備のバッグを取り出し、潰れたり壊れたりしない重い物からバッグに詰めます
成田でも空港でスーツケース広げたな…
これなら大丈夫だろうと思えるくらい詰めたら、再度カウンターへ
結果は22キロで無事に通過
タグをつけてもらい免税カウンターへ持って行きます
リナーテ空港では免税品をすべてスーツケースに入れて免税書類にスタンプをもらいます
持ち込み手荷物に入れていると、乗継地で手続きが必要になるのでご注意を
スタンプをもらったら、再度チェックインカウンターへ行きスーツケースを預け、スタンプを押してもらった書類は空港内の専用のポストに入れればOKです
あとはカードに返金されるのを待つだけ
思ったより簡単らくちんでした
無事免税手続きが終わり、出発ゲートに向かいます
この空港、空いていてセキュリティーもすいすい進み、あとは搭乗が開始されるのを待つのみ
すべて無事に終わって一安心
離陸後、窓から湖水地方に行ったら見たいと思っていたアルプスの山々を見ることができました♪
アムステルダム到着後、出国手続きを済ませシェンゲン国外のエリアへ入ると、ショップやカフェなどがたくさんあってにぎやか
カラフルなソファーや子供が喜びそうなティーポット型の休憩スポットも
テーブルにはオレンジの花瓶と花
チューリップやミッフィーなんかが置いてあり、ついつい立ち寄りたくなるオランダのお土産ショップもあったりと、楽しい空港です
小腹が空いたのでパニーニとアップルパイをいただきました
ラーメンやうどんもありましたよ
めっちゃ高かったけど(^^;
スキポールで最後の時間を楽しんで、成田行きの便に乗り、息子との10泊12日の旅は終わりを迎えました
大きくなってからこんなに長い時間息子と二人で過ごしたのは初めて
下調べもあまりせず、行き当たりばったりの旅行でいろいろあったけど、 文句も言わず付き合ってくれた息子
この12日は最高に楽しく幸せな時間でした
また行きたいね~
おわり
イタリア旅行2013 ミラノ アンブロジアーナ絵画館他
ミラノ四日目
今朝は朝食会場がちょっと違う
スポーツウェアの人が多い
来たかと思えば、あっという間に食べ終わり出ていく人や、バナナやパンをいくつか掴んで去って行く人もいる
日曜日だし、出張で来ている人たちは朝走ったりするのかな…
私たちは、湖水地方にもスタジアム見学にも行かないことになり、今日は何をしようかと朝食をいただきながら相談
結局、美術館とスフォルツェスコ城に行ってみようということになり、まずは美術館を目指します
いくつかある美術館から私たちが選んだのは、「アンブロジアーナ絵画館」
ここにはダ・ヴィンチの作品があるらしい
ウフィツィ美術館の「受胎告知」があまりにも印象的だったので、ダヴィンチの作品をもっと見たいということで意見が一致
楽しみ♪
地下鉄でドゥオモまで行き、その後歩いて約5分
「あった、ダ・ヴィンチって書いてある❣」
日本語のガイドがあったのでそれを借り、中へ
地図を見なくても、立札などで順路がわかりやすく表示されています
展示物以外にも階段横の壁の画や彫刻など、建物自体も楽しめていい感じ
写真NGだけど、ここだけはOK(現在は全てOKになっているようです)
ここから聖人の像が建つ中庭を見下ろせます
ダ・ヴィンチのアトランティコ手稿が並ぶ部屋でまず思ったのは、「ダ・ヴィンチ・コードだ!」 でした(^^;
円の中に裸の男性が立っている、あれ
何にも知らないのね…と呆れられそうですが、あれはダ・ヴィンチが描いたものだったんですね
他にも設計図のようなものとか、絵と文字がたくさん書いてあって、まるで図鑑を破って持ってきたようなものとか、何枚も展示されていました
「音楽家の肖像」は別の部屋にに置かれ、ガラバッジョの「果物籠」は、ブドウがつまんで食べられるのではないかと思うほどリアルでびっくりでした
それから、大きなガラスケースに入った「笛を吹く少年」もここで見た気がするのですが、調べたら”オルセー美術館蔵”となっているし、写真NGで証拠はなし
ラッキーだったのか、それとも気のせいなのか…
たっぷり時間をかけて見て回り、出口を出ると、入り口とは別の場所に出て、「ここはどこ?」って感じ
建物に沿って進み、何とか入り口にたどり着きました
もう一度中に入ってお手洗いを借り、スフォルツェスコ城に向かいます
ダンテ通りに出ると正面にスフォルツェスコ城
歩いても大した距離ではなさそうだけれど、雨も降りだしたのでカイロリ駅までトラムに乗ります
トラムを降りると、噴水と時計台
城壁に囲まれ、城は城でも、ベルサイユやシェーンブルンなどとは違い”城塞”といった感じ
時計台の下に入り口があるようです
門をくぐると広場があり、その先に建物
中は博物館になっているようです
入り口から少し覗いてみたけれど、見なくていいかな…ってことでパス
中庭の回廊に、ビニールのポンチョや袋を持って着替えをしている人発見!
それも何人も(◎_◎;)
どうやらマラソン大会があったようでした
それで今朝スポーツウエアの人が多かったんだね~
あの催事もミラノマラソンの為のものだったようです
お天気が良ければセンピオーネ公園を散歩したかったのですが、残念↷
お城の見学だけして帰ります
さて、まだ時間があるけど、どうしよう…
スカラ座近くを通った時に見かけたポルディ・ペッツォーリ美術館に行ってみようということに
城の博物館はパスしたのにね~(^^;
また1番のトラムに乗り、スカラ座前まで
そこから歩いて間もなく美術館の看板が目に入ります
ここも日本語の音声ガイドがあり、しかもありがたいことに追加料金不要
入るとまず武器庫がありました
甲冑がたくさん並んで、なんだか不気味です
タペストリーに絵画や食器、時計など、様々なものが展示され、飽きることなく楽しめます
優雅な感じの階段の下には小さな噴水
壁には彫刻や画が飾られ、窓にはステンドクラス、調度品の見事な飾りなど、お屋敷の見学もできて一石二鳥
左はクレオパトラだそうです
黒髪のワンレンじゃないのね(^^;
そして、扇のコレクションも素敵でした
時間つぶしに入った美術館でしたが、行ってよかった~
なかなか面白い美術館でした
おまけの一日もそろそろおしまい
最後にもう少しお土産買って、ホテルに戻ります
今日はゆっくりちゃんとしたもの食べようね
ホテルで近くのおすすめレストランを聞き、イタリア最後の晩餐
アンティパストミスト、肉料理にデザートまで、おなか一杯いただきました
美味しかった、ごちそうさまでした♡
イタリア旅行2013 ミラノ 「最後の晩餐」
ミラノ 三日目
今日は「最後の晩餐」を観るために、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ
今回の旅行にミラノを入れたのは、これが目的
地下鉄に乗りカドルナ駅で下車
地上に上がり地図を見る
う~ん、今どっちを向いているのかよくわからない
近くを歩いていたおじさんに尋ねてみる
あらら、英語が通じない💦
「ドヴェー、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ?」
困ったときの「ドヴェー」
するとおじさん、身振り手振り、イタリア語で一生懸命説明してくれます
「…プラッツァ…スィニストラ…」
ゆっくり二度繰り返し、最後に、「カピート?」
広場みたいなところに出たら左に曲がればいいのね
何となくは分かったので、「カピート、グラッツェ」
お礼を言って歩き出すのを、おじさんが心配そうに見届けてくれました
イタリアの人たち親切な人が多くてほんとにありがたい
イタリアでは英語が通じないこともあるので、「どこ」「右、左」を覚えておくと、結構役に立ちます
それから、ローマで覚えた「ペルメッソ」
混んでいて降りるのが大変な時にこれを言うと通してくれます
話がそれましたが、おじさんに聞いた通り開けた所に出たので通りの名前を確認し、左に曲がり進んでいくと、それらしき建物が
柵に囲まれ入り口が見当たらないいので、建物に沿って右に曲がり更に進み、無事辿り着きました
電話予約の場合は現地払い
受付で予約していることを告げ、支払いを済ませます
予約の時間は9時45分
道に迷っても間に合うよう早めに出てきたので、まだ少し時間があります
外は寒いし、向かいのカフェでコーヒーを頼み待機
「最後の晩餐見に行くの?」とトイレで会った女性が話しかけてきます
「はい」と答えると、
「お互い予約が取れてラッキーだったわね❣ 友人は予約が取れなくて入れないのよ」と、言っていました
やはりとても人気のようです
時間が近づいてきたので、そろそろカフェを出て受付へ
イヤホンガイド、どうしようか迷った挙句、時間ギリギリに、やっぱり借りよう!ということに
あわてて受付に戻り何とか間に合いました
15分間の入れ替え制
順番が来るといよいよ中へ入れます
見上げた先に「最後の晩餐」
ルーブルの「モナリザ」は思っていたより小さくてなんだか拍子抜けしたけれど、こちらは大きくてびっくりしました
部屋が薄暗いせいか、壁に直接描かれているからか、色が薄い気がします
恥ずかしながら、壁に直接描かれているとは知りませんでした(^^;
「最後の晩餐」は、ここに来ないと絶対に見られないってことですね
向かいの壁にもフレスコ画がありました
ドナート・モントルファーノの「キリストの磔刑」
こちらもまたすごい
因みに「最後の晩餐」はフレスコ画ではなく、テンペラ画法というもので、そのため損傷が激しかったのだそう
描かれている人物や背景など、イヤホンガイドで細かくいろいろ説明がありました
借りといてよかった
あっという間の15分、
出口を出るとミュージアムショップを通り外に出ておしまい
もう少し見ていたかった思いはあるけれど、ミラノに来た目的が達せられ、満足してここを後にします
カドルナ駅の前にはこんなオブジェが
カラフルでイタリアっぽい
この後の予定は未定
とりあえずドゥオモ辺りまで戻ります
ミラノバスに遭遇
いかにも観光用って感じで、ついついパチリ
ドゥオモ広場にはテントが張られ、なんだかよくわからない催事 (翌日判明)が行われていました
外にはピンクのリムジン
まるで自分のものみたいに写真を撮っちゃいました(^^;
一度乗ってみたいな~
お昼はマック
日本ではまず行くことはないけれど、国が違うと変わったメニューがあったりして、面白い
息子が靴を見たいというので、午後はぶらぶらお買い物
ドゥオモ近くの店をいくつか覗いた後、トリノ通りからポルタ・ティチネーゼ通りに入りティチネーゼ門まで行ってみる
気に入るものは見つからなかったけれど、途中、サン・ロレンツォ教会、サン・テウストルジョ教会も見ることができ、いいお散歩ができました
雨も降ってきたし、帰りは路面電車に乗ってみようと中央駅まで乗車
少し遠回りだったけど、外の景色を楽しめてよかったです
ここから湖水地方に行くか、息子がサッカー好きなので、スタジアム見学でもいいかとミラノを四泊にしたけれど、明日は天気が悪そうな…
雨じゃせっかく行ってもアルプスの山並みは見えそうにないし、息子に聞くと、スタジアムにも行かないと言う
一泊余分だったな~
さて、どうしますか
明日の気分で決めることにして、今日は寝るとします
おやすみなさい